「今、定期預金って金利が上がってるって本当?」「どこに預けたら一番お得?」
物価高が続く2025年、少しでも賢くお金を増やしたい人に注目されているのが「定期預金」です。
特に最近はネット銀行を中心に金利が上昇しており、これまでほとんど利息がつかなかった定期預金が“資産運用の一歩目”として見直されています。
本記事では、大手銀行とネット銀行の金利をわかりやすく比較しながら、「どこに預ければお得なのか?」「金利の差でどれくらい違うのか?」を解説。
さらに、実際に定期預金を活用した体験談も交えて、選び方や注意点をお伝えします。
定期預金の金利が上がっている理由とは?

2025年現在、定期預金の金利が徐々に上昇しています。これには以下のような背景があります。
(1)日銀のマイナス金利政策の見直し
長らく続いていたマイナス金利政策が、2024年に入り一部解除されました。それに伴い、市中金利も上昇傾向にあり、銀行も預金金利を少しずつ引き上げる動きが広がっています。
(2)インフレ対策としての利上げ
世界的な物価高騰の流れを受けて、日本でもインフレ抑制のために金利が引き上げられています。預金者にとっては、「お金を預けるメリット」がようやく戻ってきた状況です。
(3)ネット銀行の顧客獲得競争
ネット銀行は店舗を持たない分、コストを抑えて高金利を打ち出せるのが強みです。各行が新規顧客を取り込むために金利を競っており、一部では0.3〜0.5%台の定期預金も登場しています。
💡 ポイントまとめ
- 2024年〜2025年にかけて金利環境が変化
- 特にネット銀行では“預けるだけで増える”実感が得やすい状況
- 「今まで預金で増えなかった」が「少しでも利息が得られる」時代へシフト中
【2025年最新】大手銀行・ネット銀行の定期預金金利を比較

定期預金の金利は銀行によって大きく異なります。特にネット銀行は高金利を打ち出しており、選ぶだけで利息の差が大きく出るのがポイントです。
定期預金金利の比較一覧(2025年6月時点・1年もの)
銀行名 | 金利(年利) | 特徴 |
---|---|---|
SBI新生銀行 | 0.30% | 資産運用初心者にも人気。使いやすいネットバンク。 |
PayPay銀行 | 0.20% | ソフトバンク連携あり。キャンペーン金利も豊富。 |
楽天銀行 | 0.13% | 楽天ポイントと連携できるが金利はやや低め。 |
auじぶん銀行 | 0.20% | auユーザーならさらに優遇金利あり。 |
三菱UFJ銀行 | 0.002% | 安定性は抜群だが、金利はほぼゼロに近い。 |
三井住友銀行 | 0.002% | 店舗型メガバンク。定期預金ではほぼ増えない。 |
みずほ銀行 | 0.002% | 安心感重視の方向け。ただし、利回りは期待できない。 |
※金利は変動の可能性があります。各銀行の公式情報をご確認ください。
金利比較から見えるポイント
- ネット銀行の方が明らかに高金利(最大で約150倍差!)
- メガバンクは信頼性が強みだが、金利面では魅力が薄い
- キャンペーン時期を狙えば、さらに高金利を狙える場合も!
【タイプ別】あなたに合う定期預金の選び方
「どの銀行を選べばいいの?」と悩む方のために、目的やライフスタイルに合わせた選び方を解説します。
貯金をしっかり増やしたい人 → SBI新生銀行/PayPay銀行
- 金利重視で資産を増やしたいなら、ネット銀行がおすすめ。
- 特に SBI新生銀行の0.30% は魅力的。100万円を1年預ければ利息は約3,000円(税引前)。
- スマホで管理でき、資産形成にも使いやすいです。
楽天ユーザー・ポイント活用派 → 楽天銀行
- 楽天市場で買い物をよくする人に◎。
- 楽天経済圏との連携で、ポイントも貯まりやすい。
- 金利は高くないものの、総合的に「得」を実感しやすい構造。
auやソフトバンクユーザー → auじぶん銀行/PayPay銀行
- キャリア連携がある銀行は、アプリ連携やキャンペーンが豊富。
- スマホ決済やID連携がスムーズなため、日常使いしやすいのも利点。
安心感重視・「とりあえず預けておきたい」 →三菱UFJ・三井住友・みずほ銀行
- 金利は低いが、ブランド力と信頼性は圧倒的。
- 口座開設済みの方はそのまま預け替えがラク。
- まとまった資金を「確実に管理したい」という人に◎。
SBI新生銀行で定期預金を始めてみたリアルな感想
2025年4月、私はSBI新生銀行で定期預金(6ヶ月/金利0.30%)を実際に預けてみました。
その流れと感じたことを、リアルにお伝えします。
なぜSBI新生銀行を選んだのか?
- ネット銀行の中でも金利が最上位クラスだった(当時0.30%)。
- ネット上の評判も良く、「スマホで完結できる手軽さ」に惹かれた。
- キャンペーンでAmazonギフト券プレゼントなどの特典もあった。
申込みの流れ
- スマホからSBI新生銀行アプリをダウンロード
- 口座開設をオンラインで完結(本人確認はeKYC)
- 数日後、口座情報が届いたら、ログインして定期預金画面へ
- 金額と期間を選んで、数タップで預入完了!
手続きの感想
「とにかく簡単」。5分もあれば定期預金の預け入れが完了しました。銀行の窓口に行く必要がないのは、本当に楽です。
使ってみて感じたメリット
- 金利が高い実感:普通預金と比べて圧倒的な利息(6ヶ月でも違いを実感)
- 使わないお金の“見える化”:貯金が分離されて管理しやすい
- アプリのUIも直感的で使いやすい
注意点もある
- 途中解約すると、金利がかなり低くなる(=満期まで預ける前提)
- 定期預金に入れすぎると、急な出費に対応できない可能性も
トータルで満足?
はい、大満足でした!
「預金を“寝かせる”のではなく、“育てる”感覚」が少し実感できたのが印象的でした。
よくある質問(Q&A)
Q1. 今、定期預金を始めるのは遅いですか?
いいえ、むしろ今がチャンスです。
2024年末から2025年にかけて、日本の政策金利が上昇傾向にあり、それに伴って定期預金の金利も上がっています。これまで0.002%など超低金利だった時代と比べ、金利0.2%〜0.5%は実質“数十倍の利回り”です。
Q2. ネット銀行の定期預金は安全?
はい、安全性は高いです。
どの銀行も金融庁の監督下にあり、元本1,000万円までとその利息は預金保険制度で保護されます。万が一破綻しても、一定額までは返ってくる仕組みなので安心です。
Q3. 普通預金より本当にお得?
定期預金は預けた期間に応じて利息が確定するため、普通預金(0.001%程度)より圧倒的に利息が高いです。例えば、100万円を0.30%で1年預ければ、税引後でも2,400円以上の利息になります(普通預金なら10円程度)。
Q4. 定期預金は途中解約できる?
できますが、中途解約時は金利が大きく下がることがあります。途中で使う予定のある資金は、定期に入れないのが無難です。
まとめ|今こそ“寝かせて増やす”選択を!
定期預金は「貯金が減ることはない」「ほったらかしで増やせる」安心・堅実な選択肢です。
特に今のように金利が上がっている時期は、タイミングを逃さずに預けることが節約&資産形成の一歩となります。
この記事のポイント再確認
ポイント | 内容 |
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💰 金利が上がっている | 特にネット銀行は0.3%前後の高金利に |
🏦 安全性も確保 | 預金保険制度で1,000万円まで保護あり |
🧾 申し込み簡単 | スマホ完結・5分で預けられる手軽さ |
💡 体験談あり | 筆者がSBI新生銀行で実際に体験 |